2017年06月17日

2017/06/13 W杯最終予選イラク戦

選手たちのコンディションが上がってくれることを祈っていましたが、気温37度のイランで事態はさらに悪化していました。

香川は前述通り脱臼で離脱。加藤恒平は代表のレベルに達していないと判断されメンバー外。山口蛍は怪我が思いの外悪く試合で使えず。今野は期待ほど復活できず交代要員。長友は2年前の自爆の経験を生かしてうまく休みを入れたが絶好調とは言えず。遠藤航と井手口を抜擢してダブルボランチにするしかなかった。カウンター狙いなので本田をトップ下に置くわけには行かず右FWに置き、久保を左に回して原口トップ下でスタート。

開始早々大迫のバックヘッドが決まって先制しましたが、相変わらずカウンターはうまくない。追加点が取れず押されっぱなし。

後半、井手口が脳震盪を起こして今野と交代したのは不運でしたが、酒井宏樹のことは不運では片付けられない失態でした。そもそも彼は合宿の負荷トレの段階で古傷を再発させていた。そして肝心要のこの試合で走れなくなってしまった。にも関わらずハリルホジッチとそのスタッフは全く気付かず、原口と倉田秋の交代を敢行して交代枠を使ってしまった。直後に今度は久保が足をつってしまい、怪我人が2人なのに交代枠残り1つという事態。酒井宏樹は明らかにまともに走れない状態だったのに交代の動きはなく、防戦一方になった挙句に吉田麻也の致命的な凡ミスでついに失点。酒井宏樹が立てなくなってからようやく交代に動くというドタバタぶり。久保は足がつったままチームの足を引っ張っていましたが交代枠はすでになく、反撃できないまま1−1の引き分けに終わりました。

たぶんハリルホジッチは何もしないほうが良かった。普通にいつもの選手を集めて疲労回復に努め、慣れた戦術で戦わせれば普通に勝てた。考えすぎて余計なことをたくさんやったせいで勝ちを逃した。そしてこの引き分けは思ったよりも致命的になりそうです。

マスコミは「王手をかけた」「あと一勝でロシア行き決定」とか書いてますが、本気でそんな能天気なことを信じているのだろうか?現在日本は勝ち点17、サウジと豪州は16です。豪州は最終戦がホームのタイ戦なので日本戦は引き分けでOKです。サウジも次のUAE戦で勝てば、日本戦は引き分けでOKです。3位でプレーオフの相手は韓国かもしれない。それに勝ててもさらに北中米カリブ海の4位(USAかも)とプレーオフです。

もちろん、勝てば何も問題はありません。私も次の試合で勝ってロシア行きを決めて欲しいと切に願っています。しかし、最も可能性の高い結末は日本3位で、予想のつかないプレーオフに突入します。厳しくなった現実を認めるべきでしょう。
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2017/06/07 シリア戦

6/13のW杯最終予選イラク戦に向けて、日本代表は5月下旬から海外組の合宿を開始し、味の素スタジアムでこの試合を行いました。選んだメンバーは、中立地イランのグラウンドのデコボコ具合を考慮してボール奪取に長けた人材たち。怪我からの復帰が遅れている今野を期待を込めて選出し、ブルガリアでプレーしている加藤恒平を初選出。バルセロナ相手に2得点した乾が久しぶりに選ばれましたが、森重、西川、清武はパフォーマンスに満足できないとして落選。

しかし、合宿で走り込みなど体に負荷をかけるトレーニングを始めたと聞いて不安がよぎります。欧州や南米の監督はよくこういうことをしたがりますが、日本人には逆効果。14年W杯ではザッケローニがこれをやって選手の疲労を深めてしまい、惨めな敗退につながりました。06年のジーコもそう。10年の岡田さんは極力休みを入れて成功しました。今回は心配した通りに選手の疲労を深めたばかりか、古傷を再発させる人が続出して大惨事となりました。

この試合のスタメンは川島、吉田、昌子、長友、酒井宏樹、山口蛍、今野、香川、原口、久保、大迫。香川が早々に脱臼で離脱(そのまま代表からも離脱)して倉田秋と交代。負荷トレでキレを失った久保が後半開始から本田と交代。今試合のテーマは無失点だったのに、らしくないプレーを連発していた昌子がかぶって綺麗なヘディングを決められ失点。前半から怪我をしていて動けなくなった山口蛍が井手口と交代。左サイドを崩してようやく今野のゴールで追いつき、原口に代えて乾を投入。今野は怪我あがりなので浅野と交代させ、本田をインサイドハーフに。最後に大迫と岡崎が交代。色々やりましたが勝ち切れず、1−1の引き分け。

合宿前から足首を痛めていて負荷トレを回避した乾がキレキレだったのが皮肉でした。まあ調整試合なので結果は二の次。13日の本番までにコンディションが上がってくれれば…
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2017年04月02日

2017/03/28 W杯最終予選 タイ戦

前回のUAE戦で今野が足指骨折、大迫が膝裏靭帯損傷で離脱。ホームでのタイ戦は川島、長友、吉田麻也、森重、酒井宏樹、山口蛍、酒井高徳、香川、原口、久保、岡崎でスタート。

早いうちに香川、岡崎のゴールで2−0にするも、そのあとは劣勢。後半は久保、吉田麻也のゴールで追加点を取るも、PKを献上(失敗)したりして不出来。4−0のスコアにふさわしくない内容。

選手も反省していて、マスコミは課題ばかり書き立てていますが、サウジ対イラクが1−0で得失点差で首位に立ち、豪州に負けたUAEが脱落。予選突破が見えてきました。

タイ戦は先に2点取ってしまったら緩むのは仕方がない。選手は緩めたつもりじゃなくても安心して力が抜けてしまったのでしょう。戦前の予想では、タイは守りを固めて日本はそれを破るのに苦労するかも、と言われていましたが、タイはアグレシッブだった。ハリルホジッチ監督はそれを見越して酒井高徳をボランチに起用しましたが、急造ボランチコンビはイマイチだったようです。
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2017年03月26日

2017/03/23 W杯最終予選 UAE戦

昨年11月から長い中断期間を経てW杯最終予選再開。前半戦では勝ち点10を取りましたが、後半戦はアウェーが多い。ホーム全勝・アウェー引き分けだと勝ち点9にしかならないので、アウェーでも勝利が欲しい。でもUAEはホームで負けてしまった相手なので引き分けでも良しとすべきか?

本田圭佑、長友はすっかり所属チームで干されてしまったので選ばれたこと自体が驚き。香川はドルトムント怪我人続出で最近出られて調子は良さそう。岡崎はレスター監督交代で活躍中だが得点できていない。長谷部は調子良かったのに怪我で脱落。

メスの第3GK川島がスタメンに復帰。西川が不安定な状況だから?長友も驚きのスタメン。酒井高徳よりマシ?吉田麻也はサウザンプトンで充実しているので森重とともにセンターバック。酒井宏樹はマルセイユで活躍中なので当然のスタメン。中盤は山口蛍をアンカーに香川と34歳今野のインサイドハーフ。FWは原口、大迫、久保の次世代ユニット。

出だしは拮抗していましたが、ベルギーで7試合5得点中の久保が抜け出して狭いニアサイドを突いて先制。直後にまずい守備で決定的ピンチを招きましたが、川島がビッグセーブ。1−0で前半終了。

後半も早いうちに久保のセンタリングを今野が大外フリーで受け2点目。これでUAEはがっくり。危なげない展開で日本がリベンジを果たしました。

香川が途中交代で倉田が出場。久保が足がつり加減で本田出場。大迫打撲で岡崎出場。しかし存在感は見せられず。FWの世代交代は決定的となりました。中盤以降はベテランが選ばれましたが、これは間違いの許されないアウェー戦だからでしょう。

サウジアラビアはタイに3−0で勝ち点13の首位キープ。日本は同勝ち点で2位。オーストラリアはイラクに追いつかれて痛恨の引き分けで勝ち点10。UAEは勝ち点9のまま。5日後は日本対タイ、サウジ対イラク、豪州対UAE。ダンゴ状態は解消されそう。

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2016年11月19日

2016/11/15 W杯最終予選 サウジアラビア戦

最終予選の前半最後の試合。勝てばストレートインの2位以内に浮上する可能性もあるが、負けると圏外の4位転落もあり、予選突破が難しくなるという非常に重要な試合。サウジアラビアは当初とは打って変わって強くなり、この組の首位となっており、ホームといえども確実に勝てる相手ではない。

それなのにマスコミは監督の去就とか、本田外しの可能性とか下世話な話ばかり。自国の代表を応援する気持ちは皆無です。

ハリルホジッチは思い切ったスタメンを選びました。西川、酒井宏樹、吉田麻也、森重、長友、長谷部、山口蛍まではいつも通りですが、前には清武、原口、大迫、久保裕也を並べました。

試合は予想通りの接戦。しかし前半の終わりにハンドで日本がPKを獲得。当たったのは腕じゃなくて肩だったんじゃないかと物議を醸し出す疑惑の判定でしたが、日本にとってはラッキー。清武が見事に決めて1−0で折り返しました。

膝を痛めた久保裕也に代わって後半から本田が登場。前半とは逆に、守ってカウンターの展開に。64分には清武に代わって香川が登場しましたが、思った通り役立たず。しかし本田と長友のコンビで相手を崩し、原口がゴールして2−0。

終盤に1点返されたのは痛かった。まだまだ守りきる力が不足していることを露呈したし。順位争いでも得失点差でサウジアラビアを抜けなかった。

それでもオーストラリアがタイと引き分けたので2位浮上。しかしUAEも勝ったので上位はダンゴ状態。サウジアラビアと日本が勝ち点10、オーストラリアとUAEが9という僅差で前半を折り返すことになりました。

試合後の話題は「世代交代」。本田、香川の2枚看板がスタメンを外れ、岡崎は最後にちょろっと出ただけで、かつての大黒柱の凋落ぶりが鮮明になりました。しかしマスコミの報道姿勢は酷い。あれだけ長年貢献してくれた本田に対してゴミのようないらない物扱い。根も葉もない引退憶測まで出して煽り立てている。良識の欠片もない。

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2016年11月12日

2016/11/11 オマーン戦

カシマスタジアムでのサウジアラビア戦に向けての準備試合。「あまり試合に出ていない選手にチャンスを与える」の言葉通り、スタメンは西川、W酒井、吉田麻也、丸山祐市、山口蛍、永木亮太、清武、本田、斎藤学、大迫。
丸山、永木、斎藤、大迫にチャンスを与え、所属チームで出られていない本田、清武はリハビリ?香川真司はケガ、長友は風邪?で出場せず。

オマーンはもっと強いと思っていたが世代交代中みたいでほとんど攻められずベタ引き。日本は攻めあぐねましたが30分すぎに大迫がヘッドでゴール。さらに前半終了間際にもゴールして2−0。

後半は選手を大量に交代。大迫、本田に代えて岡崎、浅野。浅野が早速PKをもらって3−0。永木→小林祐希、清武→久保裕也、斎藤→原口、吉田→森重。終盤に小林祐希がダメ押しして4−0で終了。

大迫が2得点を挙げてエースに名乗りをあげました。清武は試合勘を失っていないことを証明しましたが、本田は監督から「リズムが足りない」と言われていましました。サウジアラビア戦はどういうメンバーで行くのか?


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2016年10月13日

2016/10/11 W杯最終予選 オーストラリア戦

オーストラリアに乗り込んだものの、酒井宏樹は累積警告で来ず、長友も練習中の脳震盪で離脱。岡崎もケガと病気のダブルパンチで満足に練習できず。スタメンは西川、酒井高徳、吉田、森重、槙野、長谷部、山口蛍、原口、香川、小林悠、本田。槙野が右SBに入り、本田が数年ぶりの1トップ。

オーストラリア代表も前節サウジアラビアで激闘して長旅で疲れ、本来4-3-3なのに、両ウイングを温存して4-4-2で来ました。

最近のオーストラリアはパスサッカーを標榜していますが、日本にとってはやりやすかった。相手のパスを奪って早々に原口が先制。その後はしっかりリトリートしてカウンター狙いに切り替えます。オーストラリアはポゼッションするものの攻めあぐねて前半終了。

後半早々に事故発生。先制点の原口が今度はPKを取られてしまい、同点に追いつかれる。その後オーストラリアの構成になんとか耐えるも疲れ切ってしまい、後半25分すぎから打たれっぱなし。小林悠が足を痛めた37分にようやく交代枠を使い清武投入、2分後に本田に代えて浅野投入。3人目はどうするのかと思っていたら、ロスタイムになんと原口に代えてDFの丸山を投入。試合は1−1のドロー。

世間では消極的な戦いに非難轟々ですが、そもそもハリルホジッチは状況に合わせて戦術を変える人なのでこれは想定内。むしろカウンターが下手くそなのを反省してほしい。

選手もサポーターも夢を見すぎなんじゃないか?相手が誰でもアウェーでも中盤を支配するサッカーなんて、無理なことは痛いほど思い知らされたと思っていたんだけど…
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2016年10月10日

2016/10/06 W杯最終予選 イラク戦

9月シリーズで主力に衰えが見られた日本代表ですが、1ヶ月経って状況はさらに悪化しました。岡崎、吉田麻也は重要度の低いカップ戦要員。長友もレギュラーを完全に失い、本田は相変わらずほとんど試合に出られず、香川に至っては出場どころかベンチ外もあり。清武もナスリ加入のあおりでさっぱり。

ケガの武藤と宇佐美以外は一応みんな選ばれましたが、起用はコンディション次第。香川と長友が外され、メンバーは西川、吉田、森重、W酒井、長谷部、柏木、本田、清武、原口、岡崎。

相手は実力がありながら2連敗してしまったイラク。後がないのでアウェーでも勝ちに来て、最初から飛ばしてきました。日本はバタバタでタジタジ。開始早々のポストに当たったヘディングシュートが入っていたらどうなっていたことやら。しかし10分すぎから日本が盛り返し、26分に原口のゴール。実はその前の本田から清武へのパスがオフサイドでしたが、審判が見逃してくれて貴重な先制点を得ることができました。前回ホームのUAE戦ではゴールを認めてもらえなかったけど、今回はラッキーでした。

しかし日本は追加点を奪えない。やはりUAE戦のトラウマなのか、思い切って攻めに行けない。そうこうしているうちにCKからきれいにヘディングで叩き込まれていまいました。

残り30分。「30分なんてすぐ経っちゃうよ」とは隣に座っていたKさんの弁。その通り、山口蛍、浅野、小林悠と次々に選手を投入しても得点の匂いはせず、ついにはロスタイムに突入。

ロスタイムは6分あったけどそれもどんどん消費して迎えた95分。吉田が上がってパワープレーして獲得したFKのこぼれを山口蛍が奇跡の逆転弾!日本は劇的な勝利を挙げました。

「最下位を争っている相手にホームで辛勝して喜ぶな」という意見もあるけれど、イラクは上位を争う力のあるチームだ。実力では上だけど、今の日本は勝ち運に見放されていて、それは同点にされた時にも痛感した。この勝利で是非とも勝ち運を上げてほしい。特に世代交代が遂に実現しつつある今は。香川、長友はついに登場せず、岡崎と本田は途中交代して、逆転時は3枚看板が誰もいなかった。このまま彼らなしで次のオーストラリア戦で勝ってほしい。そうすれば2018年のロシアに希望が持てる。

UAE戦もそうだったけど、今回も試合終了前に帰っていく人がたくさんいた。まあ、終電ギリギリな人も多いから気持ちはわかるんだけど、競った試合でそれはないと思う。闘っている選手からも見えるんだよ?自分の行動が選手を萎えさせるって気づいているのかな?今回ばかりはザマアミロと思った。


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2016年09月08日

2016/09/06 W杯最終予選 タイ戦

ハリルホジッチは「選手のチョイスに失敗した」と言ってましたが、今回は岡崎、清武、大島に代えて浅野、原口、山口蛍を起用。

タイは最近強くなったと聞いていましたが、フタを開けてみるといつもどおりの実力。5−0くらいで勝てる相手でした。日本は序盤こそ手探り状態だったものの徐々に攻めっぱなしになり、18分に原口のヘッドで先制。

いつもならこの後も嵩にかかって攻めるところですが、前回の敗戦の影響は大きかった。カウンターの心配をするあまり腰が引け、追加点を奪えず1点差のまま終盤へ。

終盤になってタイが疲れてきたところでようやく浅野が1発。2−0で終了。

「所属チームで点を取る役目をやっていない」岡崎がベンチに追いやられましたが、本田や香川もダメダメでした。本田は前半だけでハアハアゼイゼイいっていたし、香川に至っては「なんでこんなヤツ起用するの?」状態。頼りになっていた3枚看板が全滅です。

2節が終わってこのグループの力関係が明らかになってきましたね。オーストラリアが図抜けていて、UAEはやはり1段落ちる。日本はそのUAEにすら負ける実力。サウジとイラクはかつての力を失っているようですが、今の日本が勝てるかどうかは微妙なところ。この調子では3位すら危うい。
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2016年09月04日

2016/09/01 W杯最終予選 UAE戦

W杯最終予選の第1戦は、埼玉スタジアムでのUAE戦です。
もちろん、勝負だから何があるかわかりませんが、終わってみれば大勝というのが普通だった。
たとえ苦戦しても勝つのがあたりまえだった。

先発はGK西川、DF酒井宏樹、吉田、森重、酒井高徳、MF長谷部、大島、本田、清武、香川、FW岡崎。長友がケガで辞退、柏木がケガで大島が抜擢された以外はほぼベストメンバーです。

しかし日本が実力で勝っているようにはぜんぜん見えなかった。開始10分はシュートを打てず、ファーストシュートはUAEでした。だからFKから先制した時はホッとした。厳しい相手なのはわかっていたので、これで力まず実力を発揮できるようになるから試合のペースを握れると思いました。

しかし日本は優位を守ることができなかった。初出場の大島は緊張で視野が狭くなり弱いショートパスを引っ掛けられて逆襲され、吉田は相変わらず対応がまずくて真正面のFKを与え、西川は背が小さいためにシュートを枠外へ弾けず失点。1−1に追いつかれます。

そして後半開始早々。PKエリアで3人で囲んだのに足を引っ掛けたとしてPK。足は本当に引っかかっていたのか疑問ですが、これで1−2。

そして日本は交代出場した浅野のゴールが認められないなどの不運もあり、そのまま負けてしまいました。

「これ負けたらシャレにならないよね」と話しながら見ていたら、本当にシャレにならない結果になってしまった。世間ではミスジャッジで負けたと騒いでいますが、問題はそこじゃない。

1年半前のアジアカップで日本はUAEと戦って敗退しましたが、この時は明らかに日本の方が実力は上でした。でも今回はメンバーがそんなに違わないのに実力の差はまったく感じなかった。UAEは2ヶ月もかけて準備をしてきたと言うし、若いので成長しているのでしょうが、日本は明らかに衰えてきている。

私は1年半前の時点で「このメンバーは終わった」と思ったのですが、「やっぱり本田、香川、岡崎が一番頼りになるね」という状態がその後も続きました。そうやって世代交代が進まなかったツケがついに露わになってきたということです。たしかにコンディションは悪かったし、審判のジャッジに苦しめられた。でもこれまでは跳ね返せていた。それがついにできなくなった。

本田や岡崎には見切りをつける時かもしれない。香川は10番を剥奪し調子の良い時だけ使うようにすれば良い。最終予選はこれから1年の長丁場なのだから、古いメンバーに固執していたらジリ貧になるだけだ。

考えたくないことだけれど、予選敗退も覚悟しておいた方が良いだろう。日本のピークはだいぶ前に過ぎていて、新世代で巻き返せるかどうかは誰にも保証できない。

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2016年06月11日

2016/06/07 キリンカップ ボスニア・ヘルツェゴビナ戦

本田と香川がケガで欠場。GK西川、DF酒井高徳、吉田、森重、長友、MF長谷部、柏木、浅野、宇佐美、清武、FW岡崎。

ボスニア・ヘルツェゴビナはかなりコンディションを上げてきていた。その結果フィジカルで圧倒。日本は1-2で敗退した。

ヨーロッパの中堅国で主力を落とした相手に負けたことで批判されていますが、私はよくやったと思う。相手はなかなか良いチームだったし、日本もフィジカルでやられたとはいえ、本田と香川がいない中で良い攻撃をした。ここで勝っていれば、このメンバーにとって大きな飛躍になったはずですが、残念でした。
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2016年06月04日

2016/06/03 キリンカップ ブルガリア戦

ブルガリアと言えば、3年前の敗戦が記憶に残っています。本田がいなかったけど、ホームで0−2と完敗しました。今回も本田はケガで欠場。GKは1年ぶりの川島。DFは酒井宏樹、吉田、森重、長友。MFは長谷部、柏木、小林悠、清武、香川(44分に脇腹を痛めて宇佐美と交代)、FW岡崎。

今回のブルガリアは笑っちゃうほどゆるゆるでした。ディフェンスラインが日本の動きについていけず、序盤から失点を重ね勝負あり。結果は7-2。

イージーな試合でしたがポジティブな面もありました。今までは本田や香川がいないと、どこかちぐはぐでしたが、今回は良いプレーができたと思う。これは明るい材料でした。
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2016年04月03日

2016/03/29 W杯2次予選 シリア戦

前回シリアが2次予選突破を決めたと書きましたが、この時点ではまだ完全に決まってはいませんでした。だからこの戦いでは必死に挑んでくると思ったのですが...どうやら直前に他グループの結果により突破が決まって、選手たちにも知らせたようです。おかげでやはり完全な消化試合となりました。

日本の顔ぶれは西川、長友、森重、吉田、酒井高徳、長谷部、山口、宇佐美、香川、本田、岡崎。新鮮味のないメンツで、それだけにコンビネーションは良く、5日前の寄せ集め感はみじんもありません。シリア相手なら1対1でも勝てるので、まさに圧倒。しかし相変わらず詰めが甘く、前半はOGの1点のみ。後半も詰めが甘く、相手の反撃を許しましたが、21分に相手DFの目測ミスに乗じて香川がようやく得点。さらに残り10分になって相手がバラバラになったところを3点叩き込み、5−0で終了。

後半早々に山口が顔にヘディングを喰らい退場。代わりは原口。彼のせいで守備のバランスが崩れ反撃を受けたと非難されていますが、それはちょっとかわいそうかなと思います。むしろガンガン前に出てくれて面白かった。5点目を取ってくれたし、彼のような新しい選手が活躍してくれるのは明るい材料だと思います。

宇佐美は今日も点が取れなかった。良い動きをしていたけど詰めが甘いのはいつも通り。終盤に清武と交代させられました。

終了間際に岡崎に代わって金崎が出るもさすがに短い時間で得点はなし。

香川は調子悪そうで何回もシュートを失敗していました。それでも2点取れたので上向きになるか?しかしチームの主軸としては不安定すぎる。

本田は1得点。疲れているようだがまずまずの働き。

岡崎は代表100試合目でキャプテンを任され、試合後にセレモニーまでやってもらっていました。彼がここまでの選手になるとは思いませんでした。よくがんばったね。
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2016年03月27日

2016/03/24 W杯2次予選 アフガニンスタン戦

昨年9月以来の久しぶりの国内での代表戦。疲れを考慮して本田と香川はベンチ。新しい選手を使って新しいフォーメーションを試しました。GKは東口、DFは長友、森重、吉田、酒井宏樹、MFは底に長谷部、右に原口、左に柏木、トップ下清武、FWは岡崎と金崎の2トップ。

相手はクロアチア人の監督になって少し組織的になり、新しい顔ぶれの日本代表は攻めあぐみます。それでも前半の終わりに相手が疲れて清武がフリーでパスを出し、受けた岡崎が巧みなタッチで相手をかわしゴール。

後半は相手もだいぶ疲れていた。13分にワンツーで中央突破して清武が追加点。酒井のクロスが相手に当たって3点目。香川、ハーフナーが途中から入り、CKを直接吉田がヘッドで4点目。FKをハーフナーがヘッドで折り返して金崎が押し込み5点目。小林悠が途中出場。そのまま5−0で終了。

新しい選手で新しい戦術にしてはまあまあの結果でした。ただ主力に割って入るほどのインパクトはなかった。

これで日本は勝ち点19で、最終戦のシリアに負けて2位になっても2次予選突破確定。シリアも後の試合で勝ち点を18に伸ばしたので、突破確定。最終戦は完全な消化試合となりました。
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2015年11月23日

2015/11/17 W杯2次予選 カンボジア戦

シンガポールからカンボジアに移動して中4日での試合。首位とはいえシリアとは勝ち点1差なので勝利が必須ですが、相手が最下位カンボジアなので新しいメンバーを試します。GK西川、長友が右SBにまわって左SB藤春、CBは吉田と槙野、ボランチ遠藤航と山口蛍、前線は宇佐美、香川、原口、岡崎。

慣れない人工芝で慣れないボール。サイドから攻める意図は見えるものの相手は5バックでベタ引きのため形にならず、パスミスだらけでリズムも出ず、時々ボールをかっさらわれてシュートを許したりしてドタバタ。とうとう前半は1点も取れずじまい。

後半に入って遠藤に代えて柏木を投入。ボランチはどフリーなので余裕の正確なロングパスを出せました。まず獲得したPKは岡崎がしょぼいキックで台無しにするも、次はOGを誘い1−0。

しかしその後宇佐美に代えて本田を入れたにもかかわらず、柏木がフリーにしてもらえなくなって攻めあぐねる。終了間際にやっと本田のヘディングで2−0にして終了。

実力差では2ケタ得点も狙える相手にこの結果で、マスコミはこぞって大批判していました。特にハリルホジッチには、終始圧倒できる相手に守備的ボランチ2人を並べたことで非難が集中していました。

でもこれは前回の同カードとはぜんぜん違います。あの時はむちゃくちゃ気負ってホームでベストメンバーなのに3点しか取れなかった。今回は5日前のメンバーを8人替えて(だからボランチが2人とも守備的人材だった)コンビネーションも悪い。宇佐美と原口にはもっとがんばって主力の座を奪ってくれないと困るんだけど、勝って当然の相手でモチベーションもいまいち。相手は満員の観客の声援を受けてすごく気合が入っていて、足つって倒れるまで走っていました。

ドヤ顔で監督批判しているマスコミはバカなの?彼は今回みたいな弱小だけじゃなく世界の強豪にも勝てるチームを作ろうとしていて、方向性が違うからベタ引き相手にはあまり有効でないだけ。それでも一応結果を出しているんだから文句を言う筋合いではない。「日本らしいパスワークが消えた」とか言ってる人がいるけど、それを追求して惨敗したのをもう忘れたのか?それとも「新しい才能が出てこない」という真の問題から目を逸らしたくてわざと監督に責任をなすりつけているのか?
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2015年11月15日

2015/11/12 W杯2次予選 シンガポール戦

前回ホームで0−0という失態を演じてしまい「リベンジだ」と監督が意気込む一戦。1トップに金崎を大抜擢、トップ下は疲労の香川の代わりに清武、左ウィングは武藤、ボランチに柏木を抜擢、CFに槙野でなく森重という布陣。

新ユニフォームのお披露目でもありました。濃い紺で胸のあたりが横縞+グラデーションで青に細い赤が入っているというものです。デザイン的には悪くないものの、別チームのユニフォームにしか見えない。ついでに言うと横縞なのでサッカーユニフォームに見えない。代表チームのデザインで遊ぶのはやめてほしいものです。

試合は前回と同様に相手がゴール前を固める展開。しかし金崎がノッてるFWらしく良いゴールを決め、本田が相手に当たってコースが変わるラッキーゴールを決めて、早いうちに2−0と楽勝ムード。

でもここからたたみ掛けることができず。相手の守りが良いとも言えますが、圧倒的に支配していながらぜんぜん点が入らない。終盤にまたラッキーゴールして3−0で終えましたが、決定力の乏しさをまた感じさせてくれた一戦でした。
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2015年10月14日

2015/10/13 親善試合 イラン戦

マスカットからテヘランへ移動して、予選の試合がない同士での親善試合。日本は「50パーセント入れ替える」という監督の宣言通り、森重、米倉、柴崎、宇佐美、武藤を入れてスタート。

前半はイランにフィジカルで押されました。まあシリアに押されたぐらいだから当然か?なんとかこらえていたものの、前半アディショナルタイムに吉田麻也がバカげたプレーをしてPKを取られ0−1。

後半開始早々に日本が追いつきました。本田のセンタリングに武藤と相手DFとGKが絡んでゴールの中にポロリ。ラッキーなゴールでした。その後日本は良いプレーをしたものの途中から何人も交代してうやむや。そのまま1−1で終了。

まあ練習試合としては良かったでしょう。しかし相変わらず新戦力の台頭が見られず将来は不安なままです。
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2015年10月10日

2015/10/08 W杯予選 シリア戦

シリアの国内情勢を鑑みてオマーンで開催されたアウェー戦。このグループで1番強いとはいえ、2011年の前回の対戦を見たときは3−0くらいの実力差があると感じました。でも今の日本は世代交代が進まずジリ貧状態だし、シリアが実力アップしていたらもしものことがあるかもしれない。

とても暑くてピッチがでこぼこで芝生が長すぎてボールが転がらない。フィジカルを前面に押し出してきたシリアに対して日本はうまくパスがつながらず苦戦。前半は明らかにシリアの方が良かったし、先に失点したら負けるなあと思って見ていました。0−0で前半を終えたのはラッキーだった。

前半だけですごくバテていたし、ハーフタイムにはこのままでは負けると思った。でも後半の早い時間でPKをもらえた。岡崎が誘った面もありますが、PKエリア内で実にあからさまなファールをしてくれました。そして本田が決めた。これが実に大きかった。シリアが実力以上のプレーをしていたことが明らかになりました。ちょっと気持ちが切れるだけでガクッと運動量が落ちてしまう。そこで日本が思うようなパス回しが出来たところで都合よく2点目が生まれました。これで試合が決まった。

シリアはよく頑張っていました。2点取られても諦めず、あわやというシーンを何度も作りました。しかし終盤にもう1点取られてジ・エンド。

スコアは期待通り3−0でしたが内容は良くなかった。特にフィジカルで押されている場面を見ると、シリア相手でこれでは先が思いやられると感じました。無理やりベテランを切り捨ててでも、若手の伸びしろに期待するしかないんじゃないだろうか?
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2015年09月09日

2015/09/08 W杯予選 アフガニンスタン戦

カンボジアよりちょっとだけ強いアフガニンスタンは、内乱のためテヘランでホームゲーム。守備的ではあるけれどゴール前に密集したりはせず、カウンターに色気を見せていたのでシュートコースはありました。

前半10分で香川のミドルシュートが決まった。彼はこの手のシュートを昔から何度も打っているけど、ここ数年は決めるどころか枠にも飛ばないところしか見ていませんでした。これでようやく吹っ切れたみたいで、後半早々にもう1点決めました。あれも前戦だったら絶対決まっていなかったと思う。

岡崎は前戦時に「得点できないなら自分はいらない」と言っておきながら無得点だったので、今日も力んでうまくシュートできなかったけど、3−0になって相手が気落ちして中央突破もさせてもらえるようになったので、イージーチャンスをもらえて得点できました。

終わってみれば6−0。ようやく変な重圧のない環境に戻りました。あとは新戦力の川口、宇佐美、武藤に得点があれば…

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2015年09月03日

2015/09/03 W杯予選 カンボジア戦

前回シンガポールに引き分けてしまって、さらに東アジアカップでは1勝もできずさんざんな日本。見てると笑っちゃうくらい悲壮な雰囲気でカンボジア戦に臨みます。シンガポールとカンボジアは違うんですけど…本当なら10得点ぐらい期待できる相手なんだけどなあ。

予想通り90分を通して相手を圧倒。なんでこれで点が入らないんだという状況。やっと28分に本田の強引なシュートで先制。2点目は後半に入ってから吉田麻也が攻め上がってのミドルシュート。3点目は何度か打ち込んだ後のこぼれを香川が流し込んだ。でもこれで終わり。シンガポールでも4点取れた相手に3点しか取れませんでした。

とにかくメンタルが問題。みんな他人に任せるパスばかりで打とうとしないし、無理に打っても外してばかり。特に香川は意識しすぎてビッグチャンスを何度も外していました。

インタビューアが香川に「やはり硬くなったんですか?」と聞いたのには笑った。「何年も10番を背負って、ブラジルにまで行ったくせに、未だカンボジアごときに硬くなって実力を発揮できないのか?」と言いたいんですね、わかります。香川は泣きそうになっていましたね。まさか無自覚に聞いたわけじゃないよね?
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